立命館大学ビジネススクールでマーケティングを教えられている鳥山正博教授のクラスにて、万博跡地をテーマパークにする事を想定して、講義と実習プロジェクトの監修をさせていただきました。
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講義では、私が関わってきた大小様々なテーマパークの成功、失敗事例から編み出された「テーマパーク開業を成功に導く秘訣6箇条と陥りがちな罠」を中心に話しました。
その後の「新テーマパーク企画実習」では、コンテンツの差別化、没入感の醸成、具体的ターゲットの設定などの定番課題に加えて、開業を伝える「プレスリリース」を本気で書いてみる事にも挑戦してもらいました。
リリースのタイトル、タグライン、リードを如何に短く、インパクトがあるものにするか、またキービジュアルにて、一瞬で「貴方にとっての体験内容、ベネフィット、楽しさ」を伝えられるかは、テーマパークという新商品の認知度を上げ、来場動機に繋げる肝になるからです。
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先週の発表会では、3つのグループから気合いのプレゼンがありました。
発表された企画は、①楽しみながら健康になれる「ウォーキング」テーマのパーク(歩く力で発電もできる) ②「没入感x整い」の巨大なサウナ・スパxフェスをテーマとした大人向けリゾート、そして、③人生で「やり残したこと」の実現をテーマにした「セカンドジャーニー・リゾ-ト」でした。関西フレーバーで笑いも多く、合格以上の出来でした。課題に挑戦された皆さんの想像力、企画力、そしてノリに拍手です。
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テーマパークの企画や立ち上げの仕事は一見楽しいものです。無限のキャンバスに妄想が拡散したりします。しかし、待ち受ける現実は、一時的な開業人気(所謂「シャンパン効果」)が終わっても、常設のテーマパークはずっとそこにあるということです。酷暑の日も、2月の閑散期も。
ですから、継続的集客を達成するには、コンテンツの陳腐化対策、まさかの細部へのこだわり、思わず人に伝えたくなるWOWなど、研ぎ澄ますべき事が多々あります。今年もそれらの伝道師を目指し、私も皆さんと併走したいと思います。