2023-10-24 (Tue)

世界55カ国に展開する、笑って、学べる科学ライブ”Nutty Scientists”のCEOから学ぶ成功の秘訣

日本初上陸の「面白くて、ライブ感に溢れ、科学が大好きになる?」科学ライブ Nutty Scientists が杉並区に今月誕生した新発想の科学館IMAGINUSで実演を開始しています。

この世界55か国、330拠点で年間1,000万人を笑わせるコンテンツに出会ったのはコロナ前でした。

私は科学が好きで、人を笑わせることも大好きなので、この「振り切った」でも「クセになる」科学ショーの日本での導入先を探し求めました。苦節3年、株式会社コングレ様の廃校を活用した新しい形の科学館にご縁があり、契約交渉を中心に開業までをテーマパーク的にコンサルティングさせていただきました。このラテン的とも言えるノリと明るさが日本に上陸したことを嬉しく思います。

グランドオープニングに、Nutty ScientistsのCEOのサンチャゴ・マーティンと共に参加しつつ、世界55カ国にも展開するに至った秘訣を探りました。 そこで得たのは【1】一番大事なことがぶれないこと 【2】その上でローカライズを徹底して自由にすること、でした。

【1】 一番大事なことは、こども達に科学はもっと身近で楽しいと実感してもらい「科学への愛情」を深めてもらうこと。この軸をぶらさず、コンテンツ自体は「「サステナビリティ」「宇宙エンジニアリング」などその時々に新しいものを投入する。

【2】 ローカライズが大切なのは、「笑い」にはその国の文化、習慣、生活が影響しているからで、細かい設定や音楽などは思い切って各国の自由に任す。(ドミニカ共和国の施設ではカリビアンダンスを踊っています。) こうして、こども達にベストなコンテンツを提供しつつ、さらに、各国はお互いにそれらを学び成長し、尊敬できるようになる

CEO サンチャゴ・マーチン氏を囲んで(向かって右側が筆者)

今回のIMAGINUSでの日本初上陸を皮切りに、Nutty Scientistsのマスターフランチャイズとなったコングレ社は、主旨に賛同するサブフランチャイジーを求めていきます。今後に注目したいと思います。(こちらがコングレ社のリリースです。)